はじめに
“SM”と聞くと、多くの人は少し身構えてしまうかもしれません。怖い世界、敷居が高い、特別な人しか関われない ― そんなイメージを持つ人も少なくないでしょう。
しかし、実際には「目隠しされるのが好き」「乳首を触られると弱い」「Hのときに首に手をかけられると興奮する」といった感覚を持つ人も多くいるように、実はSMはもっと身近で誰しも好奇心や遊び心から始められる一面もあります。そうした “ライトにSMを楽しみたい人” や “これから一歩踏み出したい人” のために生まれたのが、SMマッチングアプリLily です。
今回お話を伺ったのは、そのLilyのシステムを設計・開発したエンジニアのあきさん。普段は穏やかな笑顔を見せる彼ですが、話し始めるとSMとシステムに関する熱い想いがにじみ出ます。
そんなあきさんの横顔を知っていただくことで、より多くの方に安心して快適に、より楽しくLilyをお使いいただければ嬉しいです。
開発者あきさんとは？
まず気になるのは、あきさんがどんな人物なのか。
エンジニアとしてのキャリアは長く、以前からSMマッチングサイトLunaやKinkyerの開発・立ち上げを行ったり、他にも性癖系マッチングや裏垢系マッチングアプリの開発にも携わって来ました。
“表には出ないけれど、裏側の仕組みを作っている人” という立場ですが、あきさん自身は「コードを書く時間は、ユーザーの未来を設計している時間」だと語り、“サービスを育てている責任感” と“技術者としての腕” を併せ持った持った人物です。
あきさんは元々「アングラ（アンダーグラウンド）な性癖を楽しめる場づくり」に強い関心を持っていました。そして、ご自身が初めて立ち上げに携わったSMマッチングサイトLunaの運営を通じて感じた課題「安心感をもっと見える形にしないと、初心者やライト層は不安を拭えない」― これがLily開発の原点だったと言います。
Lilyの開発に込めた想い
「SMを楽しみたいのに、出会いのきっかけが無い」
「SMしてみたいけど、何から始めればいいのか分からない」
「SMにずっと興味はあるんだけど、最初の一歩を踏み出せない」
そんな悩みを抱える人の声を、以前からよく耳にしていたあきさん。
ー だからこそ、安全・安心・快適を掲げたサービスを作りたかった
優しくも力強い言葉で、彼自身の開発の原点を表してくれました。
Lilyは単なる出会いの場ではなく、「信頼できる相手と安心して関われる空間」を目指しています。
あきさん自身のユーザー第一の設計思想に加え、お客様への気遣いや親しみやすいデザイン、どうしたら安心を形にできるか、どうしたら素敵な人と出会ってもらえるか・・・チームメンバーと何度も意見をぶつけ合いました。そうした立ち上げチームの想いを形にして、Lilyは生まれました。
ここがすごい！Lilyの3つの特徴
こうして生まれた新SMマッチングアプリLily。
これまでのSMマッチングアプリと比較して、Lilyを特徴づける３つの柱をあきさんが教えてくれました。
① 嗜好がひと目でわかるBDSMパラメータ
これまでのSMマッチングサービスには無く、Lilyで新規実装された機能です。SM嗜好とドミナント・サブミッシブ嗜好、それらの程度をプロフィール上で直感的に把握できます。ユーザー検索結果の一覧でも、ひと目で性癖を把握できます。ぜひ活用して素敵なお相手を見つけてください。
② SM嗜好に特化したマッチングアルゴリズム
一般的なマッチングアプリでは「趣味」や「性格」でのマッチングが主流ですが、Lilyは「SMにおける嗜好」を中心にアルゴリズムが設計されています。
③ 非日常と日常の両立を意識したデザイン
SMの非日常的な刺激を自然な日常の中で楽しんでいただけるよう、UIはシンプルで直感的に。デザインは透明感を持たせ、落ち着いた雰囲気に。
ー 言葉で細かく説明するより、数字やグラフで見えたほうが安心。お互いの認識違いを減らせる。また、ライトに遊びたい人も本格的に深めたい人も、自分に合う相手とつながれるようにしたかった。刺激は大事だけど、不安や怖さよりワクワク感を感じてもらえることを目指しました。
とあきさんは話します。
開発裏話
Lily誕生の背景には、以前に立ち上げたSMマッチングサイトでの学びがありました。
ー Lunaはたくさんの人に使っていただいたけど、ユーザーの声を聞く中で「もっと快適に使いたい」というニーズを強く感じました。特に初心者やライト層は、最初のやり取りから不安を感じてしまうことがある。それをどうにかしたかった。
そこで取り入れたのが、嗜好の可視化やアルゴリズムの強化。
ー 「表面上のマッチングだけじゃなく、本当に安心して会話ができる土台を作りたかった」
と振り返ります。
開発は決して平坦ではなく、“安全性を担保しつつ快適さを損なわない” バランスには相当な試行錯誤があったそうです。あきさんはそんな試行錯誤を思い出しながら、
「実は、今回のLilyは元いた職場のメンバーと一緒に作ったんです。彼らの力なしでは、今のLilyはありませんでした。チームメンバーには、本当に感謝しています。」
色々な大変な思いを振り返りながらも、それでも「ユーザーが楽しんでいる姿を思い浮かべながら開発していた」と語るあきさんの笑顔は、とても楽しそうで輝いていました。
今後の展望とユーザーへのメッセージ
最後に、あきさんに今後の展望を伺いました。
「まだまだ改善したいところはあります。たとえば、SM初心者の方がさらに安心して交流できるサポート機能や、コミュニティ的な仕組みも考えたい。Lilyはまだ“成長途中”です。」
そしてユーザーへのメッセージとして、こう語ってくれました。
「SMに興味があっても、一歩踏み出すのは勇気がいると思います。でもLilyなら、その最初の一歩を安心して踏み出せるはずです。怖がらず、まずは覗いてみてください。そして一緒に、この世界をもっと楽しく安心できるものにしていきましょう。」
おわりに
安全・安心・快適という理念のもとに誕生したSMマッチングアプリLily。
その裏には、技術を磨くだけでなく、「ユーザーが安心して楽しめる未来を設計する」というエンジニアの誇りと情熱がありました。
「SMは特別な人のもの」ではなく、「誰もが安心して楽しめる世界」
あきさんの言葉を形にしたLilyは、これからもユーザーの皆さんと共に歩んでいきたいと思います。
文責：Lily広報担当 シーナ
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Lilyでは、SMの嗜好だけでなく「日常の価値観」からもマッチングできます。
安心して、本当の自分で出会える場を体験してみませんか？